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目黒謙一は黒崎検査官のモデル!金融庁伝説のエース!後輩思いのエピソードも

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2020年9月13日放送の「半沢直樹」では、黒崎検査官が異動する場面で終わっていましたね。

最後までかっこよかった黒崎さん!

そんな黒崎検査官のモデルがいたというのはご存知でしょうか?

その方は、金融庁の統括検査官だった目黒謙一氏と言われています。

目黒謙一氏は、2019年12月2日に72歳で亡くなられました。

どんな人物だったのか、今回は、「目黒謙一は黒崎検査官のモデル!金融庁伝説のエース!後輩思いのエピソードも!」と題してお話します。

目黒謙一は黒崎検査官のモデル!金融庁伝説のエース

【目黒謙一氏のプロフィールや経歴】

  • 伝説の検査官と呼ばれていた
  • ノンキャリのエース
  • 宮城県出身
  • 1947年5月17日生まれ
  • 1966年 高卒で旧大蔵省に入省
  • 1980年 大蔵省銀行局検査部金融検査官に
  • 1998年 大蔵省接待汚職事件がきっかけで金融監督庁に出向。
  • 1999年 金融監督庁検査部検査総括課統括検査官
  • 2000年 金融監督庁から金融庁へと変更
  • 2003年~2004年UFJ銀行に対する検査で不良債権の引き当て不足を指摘(三菱UFJフィナンシャルグループへの再編につながった)
  • 2005年以降 検査監理官として大手銀行すべてを担当
  • 2007年 退官
  • 2007年~2009年まで 金融庁の参事
  • 2009年以降 プロモントリー・フィナンシャル・ジャパンの上級顧問や全国保証の監査役
  • 2019年 死去

目黒謙一は黒崎検査官のモデル!エピソードとは?

伊勢島ホテル事件のモデルエピソードは?

1998年の大蔵省接待汚職事件では、大蔵省の職員が処分され、数人の幹部が有罪判決になり、そのうち数人が自殺・・

この事件では、UFJ銀行が関わっていたため、目黒検査官はかなりUFJ銀行を恨んでいたとも言われています。

2002年秋、当時の竹中平蔵金融担当相がまとめた金融再生プログラムは、2005年3月までに大手銀行の不良債権比率を半減させる目標が示されたそうです。

この時、目黒氏は比率の高いUFJの専任となり、大口債務先を精査した「特別検査」では2003年、UFJの資料隠蔽・改竄が発覚!

「14階に隠された資料がある。調べてください」との匿名の電話による内部告発がきっかけだったそうです。

検査官12人の指揮を執るのは金融庁検査局第四部門の目黒謙一・統括検査官。

目黒検査官が、告げられたルームナンバーの部屋に入ると、段ボール箱がうずたかく100箱ほど積まれていました。

目黒氏が段ボール箱の一つから書類を取り出すと、かたわらにいたUFJの行員が、慌てて、その書類を取り上げて破ろうとした。行員は「これはまったく関係ない資料です」と必死に抵抗したそう。

この時、

  • 100箱もの内部資料を別室に移した
  • 資料を食べて隠した

などの事態が明るみになり、金融庁は銀行法違反(検査忌避)でUFJを告発。

経営陣は総退陣し、その後、三菱UFJフィナンシャル・グループへの再編になったそうです。

この時期は、資産査定の厳格化で大手行の赤字決算が相次ぎ、みずほフィナンシャルグループの1兆円増資、三井住友銀行の西川善文頭取の辞任があり、銀行界は大揺れに!

これは、すべて、目黒氏の検査が引き金になっており、「目黒ショック」ともいわれていたそう。

「目黒検査官は、食事はもちろん、お茶もティーバッグとポットを持参して、銀行からの供応はいっさい受けません。資料を抱えて検査官の部屋に何日でも閉じこもる。そして、担当者を呼び出して債務者区分の引き下げを通告する」(メガバンクの関係者)

まさに、片岡愛之助さん演ずる黒崎のようですね。

2013年の「半沢直樹」9話のシーンに似たようなシーンがありました。

黒崎検査官が段ボールがある部屋に向かい、中を見るとサンタの衣装が入っていました。

黒崎検査官が悔しそうでしたよね~笑

この時、黒崎検査官は、敗北してしまいましたが、実際は目黒謙一氏はUFJ銀行を消滅させてしまったのです。

ドラマ「半沢直樹」の中での、東京中央銀行は「UFJ銀行」であり、

伊勢島ホテルはホテルではなく、「ダイエー」、または「プリンスホテル」、

ナルセンのモデルはIBMと野村総研の合弁のニイウスのことと言われています。

この頃、「ダイエー」「プリンスホテル」は、経営再建中であったことから、そういわれているようです。

どちらかかはわかっていません。

目黒検査官は、後輩思いの控えめな人物

目黒検査官は、「強面検査官」のイメージが強い人だったそうですが、実際は、とても実直で、公務員のお手本のような人だったと言われています。

金融庁の元部下は「検査官が大きな権限を持っていることを十分、承知しており、金融機関に対して決して威圧的な態度はとらなかった」と話していたそうです。

検査の際も、立ち入る前より会場を綺麗にするよう指示、「自らトイレのゴミも拾っていた」そうです。

目黒検査官を、報道の記者たちは追いかけていたそうですが、表に出ない控えめな人物だったため、ほとんど接触できなかったそう。

そして、とても部下思い、後輩思いでもあったそうで、在任中に亡くなった部下の墓参は毎年、欠かさなかったそう。

今も、金融庁には、「目黒チルドレン」の検査官が多数いるそうです。

ドラマ「半沢直樹」の黒崎検査官も、とても部下に慕われているのが、9月13日の放送でわかりましたね。

ドラマの黒崎検査官のエピソードは、実際のエピソードとかなり寄せていることがわかります。

実際のモデル目黒検査官もオネエ?

実際のエピソードがドラマの中にちりばめられていることから、気になるのは目黒検査官が「オネエ」だったのか、、ということです。

実際の目黒検査官は、オネエではなく、普通のおじさんでした。(*´ω`)

片岡愛之助さんは、福澤克雄監督から直々に電話で、「金融庁の黒崎がオネエ」という設定であることを聞かされたとのことです。

2013年当時は、片岡愛之助さんはこの役柄に自信がなく、黒崎役での出演に戸惑いがあったそう。

しかし福澤監督から“やってくれないとこのドラマが進まないんだよ!”と説得を受け、さらに原作小説の面白さにも後押しされてオファーを快諾したそうです

片岡愛之助さんは、このオネエキャラをどう作ろうか考えていた時に、弟子の片岡愛一朗さんを見て、

「彼はオネエじゃないですよ、女形なので物腰が柔らかなので、そこをデフォルメしていったらいいんじゃないかな」

と作って行ったキャラなんだそうです。

片岡愛之助さんのこのキャラのおかげで、とても魅力的な人物になり、ドラマが数倍も面白くなりましたよね!

 

目黒謙一は黒崎検査官のモデル!金融庁伝説のエース!後輩思いのエピソードも!まとめ

今回は「目黒謙一は黒崎検査官のモデル!金融庁伝説のエース!後輩思いのエピソードも!」と題してお送りしました。

実際のモデルがいるのには、驚きましたが、こういった裏話がわかるとドラマが数倍も楽しくなりますよね。

最後までお読みいただきありがとうございました