もくじ
三浦春馬の留学時のルームメイト中国人の投稿とは?
2013年、23歳で一度目のニューヨークへの留学をした三浦春馬さん。
2014年には、オール上海ロケの日中合作映画に主演、全編中国語のセリフに吹き替えなしで挑んでおり、中華圏でも俳優として高い人気を誇っていました。
そして、2017年27歳の夏、3カ月間、イギリス南部の港町ボーンマスへ語学留学をしました。
語学学校に通いながら、ボイストレーニングなどのワークショップに参加していた三浦春馬さん。
ダニエルさんは、三浦春馬さんと過ごした日々を2017年9月、中国検索最大手コミュニケーションサイト「百度貼吧」に「三浦春馬と彼のルームメイトは、共にどんな体験をしたのか」というタイトルで、一緒に生活した日々を綴っています。
辛かった。元三浦春馬のルームメイトが書いたブログを翻訳しました。下手な翻訳ですが、この内容を広めたいと思います。いつも笑顔で明るい人だったんですが、実はとても辛かったでしょう。#三浦春馬 pic.twitter.com/qjq8Sj2A8k
— nibbles (@nicolasxyxy) July 18, 2020

「僕が中国に帰ってきてからもう2週間が経った。いきなり面白いことを思いだしたことを思い出して、ここで記録したいと思う。」

私(ダニエル氏)はロンドンのトゥーティング・ベック地区の地下室に住んでいた。
大家さんは、ナイジェリア出身のイギリス人だ。
ある日、大家さんが部屋にやって来て、「今晩、ひとりの日本人男子学生が越して来るわよ」と私に告げた。
私は彼女に根掘り葉掘り訊ねた。
「彼はいくつ?」「28歳よ(実際は27歳)」。
私は予想した。日本人というからにはきっとカタブツだろうと。
その晩は友人とアーセナル対マンチェスター・ユナイテッドの試合を見に行く予定があったので、それきり「日本人」について深くは考えなかった。

観戦を終えて夜遅くに家に戻ると、大家さんは
「彼がもう到着しているわよ。でも、ロンドンの気候にまだ慣れないみたいで、あなたたちの部屋ではなく上の階で休んでいるわ」と言った。
私は家主に彼の名前を尋ねた。
彼女は「ほら、日本人の名前って憶えるのが難しいでしょ。忘れちゃったわ」とだけ答えた。

翌日早朝、私は自室のキッチンで朝食を準備していると、階上から微かな足音がして「28歳日本人」が下りて来たのを察した。
私はすぐに右手を伸ばして彼に大声でデタラメな日本語を叫んだ。
「オヒヨーコザイエドマス(おはようございます)」
「My name is Daniel, What’s your name?」
振り返り様に彼を見ると、帽子を被ったこの日本人は実に格好いいルックスだなと思った。
彼は少し驚いた様子で、私をとても意外そうにまじまじと見つめて言った。
「Hello my name is Haruma, You can call me Haru」

ハルが越してきてから何日かが経って、彼は毎朝オートミールだけを食べていることに気付いた。
「何か美味いものを買いに行こうよ」
私はハルを誘って近所のスーパーマーケットに出掛けた。私は彼と、パスタのようなものを選ぶつもりだったが、ハルが冷凍庫に直行し、冷凍パイナップルのすべての箱を買い占めることを誰が予想したろうか。
ハルは「これすごくいいよ。僕はこれを食べるのがものすごく好きでさ……」。
私はその時、ハルってちょっとビョーキなのかなと疑ったものだ。
でも後になって、フラットの冷凍庫内のA4判大のカット・パイナップルの袋が毎日深夜と早朝にひと袋ずつ減っていることに気付いた。
やがて私はそんなことにも慣れた
実際、2019年8月29日、台北市内で主演ドラマ「TWO WEEKS」台湾放映記者会見に臨んだときに、三浦さんの大好物と知らされていた主催者が台湾産パイナップルを用意したことがあるそうです。
ステージで試食した三浦さんは、「すごいジューシーです。甘いですし、日本で食べるものよりも爽やかな甘さがある。本当に瑞々しい」と絶賛しつつ豪快に何切れも食べたそう。

ある日、ハル君と一緒に日本料理を食べていたところ、突然2人の日本人の女の子が来て、ハル君と一緒に写真を撮りたいと言われた。
でも、ハル君は、それを断った。当時、イケメンを見たときの日本人の女の子は、ホントに積極的なタイプだと思った。

ある日、図書館で別の日本人の友人たちと自習をしていると、突然一人の女子学生が私の横の友人のもとに駆け寄ってきて「芸能人に遭ったよ!」と耳打ちした。
その芸能人の名前を聞いて友人はひどく興奮し、私は友人に、その芸能人の画像を見せてと頼んだ。
友人は素早くモバイルデバイスのネット検索サイトを開いて超速で「miura haruma」と打ち込んだ。
表示された「三浦春馬」の画像は
「え? 彼って私のルームメイトじゃないか!」
私はその時、ハルが何者かを初めて知った

引用:Twitter
ダニエルさんの話によると、三浦春馬さんは、できるだけごく普通の学生として目立たず過ごしたかったらしく、事細かにプロフィールを話すことはなかったそうです。
ハルは毎日ヘアスタイルを変える――しかもカッコよくキメるためではなく、他人に気付かれないために変える――
という、私が知り得る唯一の人間だった。
帽子を被ったり前髪を下ろしたり、ファンから気付かれるのをひどく恐れているようだった
ある時、ある出来事がきっかけで、ダニエルさんも「ハル」が日本の芸能人であることに気付いたそうです。
同時に日本人留学生たちの間でも、三浦さんの存在が瞬く間に知れ渡ったのです。

地下鉄乗った時にロンドンアイ行ったことないか聞いたら、昔彼女と何回か行ったことあるとのこと。
俺はもし行ったことないならいっしょに行けるのにと言い、でも男二人はおかしいよねって言ったら、彼は「そうだね」と言った。

ロンドンアイ

それからある日、彼は「チケット買っといたから一緒にロンドンアイ行こう!」と誘ってきた。
それでファミリー連れとカップルたちに混ざって、男二人は一緒にロンドンアイに乗った。
ロンドンアイは、三浦春馬さんにとって大切な思い出の場所だったのかもしれませんね。

ミュージカルに誘われたことがあって、どれを見に行くと聞いたら、「キンキーブーツだよ、絶対見てほしい」と初めて聞く劇だし、メジャーなものがいいと言ったら、「絶対好きになる」と言われた。
見終わってから、彼はローラ役やったことあると言われた。
それからミュージカルが好きになった。
