スポーツ

嶋津雄大(創価大学)箱根駅伝区間新!目の障害に負けずナイキでないのもすごい!

Pocket

1月2日、3日の箱根駅伝で青山学院大学が2年ぶり5度目の総合優勝を果たしました。総合タイムは10時間45分23秒の大会新記録!往路は5時間21分16秒の大会新。復路は5時間24分07秒。全10区間のうち、7区間で区間新記録が出るという「超速の箱根」になりました。10区の創価大学の嶋津雄大(2年)さんは1時間8分40秒で区間新記録をうちたてました。

今回は、創価大学の嶋津雄大さんについてお話します。

嶋津雄大は箱根駅伝で区間新記録!シード権獲得の立役者!

創価大学2年の嶋津雄大選手の走りは素晴らしかったですね!最終10区、11位でタスキを受け取ると2人を抜いて9位にフィニッシュ

創価大学初のシード権を獲得したのです!

初めての箱根路は、不安と緊張でいっぱいだった。7キロ過ぎ、左もも裏に突如違和感が走った。何度も何度も左足をたたき、不安を必死に振り払った。「足がつりそうで、どうなるか本当に分からなかったので」。1キロ3分のペースを守りながら、前だけを見た。

最終10区の23キロを1時間8分40秒で駆け抜けた嶋津雄大

真っ白な帽子とシューズを身に着けた嶋津は、大歓声に包まれていましたね。

11位でタスキを受けたときは、10位の中央学院大学とは55秒の差がありました。「何とかシードを」の思いが1キロ3分のペースに表れていたようです。途中でギアを上げすぎて太もも裏に痛みが走ったそうですが、両手でパチンパチンと刺激しながら心配する榎木監督には笑顔でOKサインし、東洋大学まで抜き去って9位に浮上したのです。

【動画】嶋津雄大のインタビューが感動!

嶋津雄大の走りと、インタビューは、初々しくて素晴らしいと感動の声がたくさんありました。

「#やるじゃん嶋津」「#やるじゃん創価」はトレンド入りしていました!

嶋津雄大さんへの感動と絶賛の声の数々!

 

 

嶋津雄大さんは生まれつきの網膜色素変性症

嶋津雄大さんは生まれつきの網膜色素変性症で、暗いところでは目が見えにくくなるそうです。強い紫外線も視力も妨げるため、レースでキャップは手放せないそう。練習でもできるだけ明るい場所を選んで走っていたそうです。校舎内の短い廊下を何百往復することもあったという。

薄暗いところでは、急に飛び出してくるようなものが見えにくく、反応も遅れるため、特に朝、夜の練習に制限があるそうです。まだ暗いうちから始まる朝練習は、集団走に入れない。電気の付くトラックや、体育館の周りを走ることで補ってきた。

失明の可能性もある病気と向き合いながら競技を続けている嶋津雄大さん。

嶋津雄大選手をアンカーに指名した榎木監督は「彼には単独走にも耐えられる強さがある。ただこれだけ走ってくれるとは・・」と驚きを隠せなかったそうです

網膜色素変性症とは

網膜色素変性の初期症状は夜盲や羞明(しゅうめい:光がまぶしく感じること)、視野狭窄などです。なかでも、夜盲が初発症状であることが多いといわれています。夜盲とは、映画館のような暗いところで見えづらい状態で、鳥目ともよばれます。

その後、病状が進行すると視力低下や色覚異常が生じます。そして最終的には失明することもあります。網膜色素変性症の進行度には個人差があります。また、網膜色素変性の患者さんは白内障や緑内障を合併しやすいことが知られています。しかし、なぜこうした眼科系疾患の合併症が多いのか、詳しいことはよくわかっていません。

進行性でもあるこの病気は、さらに見えにくくなる可能性もあるそうです。しかし、それを「運命」と受け入れて前を向く嶋津選手、すごい選手ですよね。

嶋津雄大選手と同じ病気の永井選手とは切磋琢磨する仲間

嶋津雄大選手と同じ病気を持つ永井大育(だいすけ)選手とは、切磋琢磨するいい仲間だそうです。

「いいライバルでもあり、いい仲間」と語る同学年でチームメイト。創価大学への進学を決めたのはlED照明など設備の良さと、入学前に同じ境遇を持つ永井選手の存在を聞いたからだそうです。

永井選手も「同じ競技で同じ目の病気、やっと共感できる人がいると思った」と思ったそうです。

冬場は日が短く暗いため、朝は照明がある別トラック、夜は体育館内を二人だけで走り込み月750キロのほとんどを永井選手とともに汗を流しているそうです。

そんな親友との二人三脚で困難に屈することなくつかんだ箱根駅伝。「令和最初だし、成人を迎える節目の年。こんな自分でも走れるところを見てもらい、見た人に一歩を踏み出してもらいたい」

誰かの背中を押したい、その思いも込めて走ったそうです。

嶋津雄大選手のプロフィールは?

嶋津雄大選手は榎木和貴監督が「一番成長した」と太鼓判を押しています。高校時代には15以上の大学からオファーを受けた実力者です。

どんな人なのか調べてみました。

嶋津雄大さんのプロフィール
  • 嶋津雄大(しまづゆうだい)
  • 2000年3月28日生まれ(19歳)
  • 東京都町田市生まれ
  • 170センチ
  • 56キロ
  • 中学一年から陸上を始める
  • 若葉総合高校卒業
  • 若葉総合高校2,3年時に東京都高校駅伝1区区間賞
  • 3年時では5000メートルで全国大会へ
  • 創価大学文学部人間学科入学
  • 家族:父、母、姉、兄
  • ペット:ダックスフントの夢来くん

陸上を始めたきっかけは、小学4年~6年で争う地域のマラソン大会だったそうです。ゴール後に両親から褒められ、「陸上って楽しい」と感じ中学1年から本格的に始めたそう。小さいものが見えづらく、球技はほとんどできなかったが走ることは大好きになったそうです。

「病気のことなど、知らないところで気を使わせて苦労させている」ここまで支えてくれた両親への感謝を口にしています。19歳でしっかりとこういう気持ちを持ち感謝を口に出せるの、とても素晴らしいですよね。

榎木監督の期待も大きく、5000メートル、1万メートルの自己ベストも一昨年から約25秒縮めています。成長の要因は「一番は(練習で走った)距離」昨年2月に就任した指揮官が月間走行距離を750キロに設定、昨年より200キロ近く上回る距離にすぐには対応できなかったそうですが、徐々に伸ばした地道な走り込みで7月には達成したのだとか。

嶋津雄大選手の将来の夢は小説家?南條愛乃ファンでアニオタ?

嶋津雄大さんは、将来、実業団入りを希望しているそうですが、もっと大きな夢もあるそうで、小説家になりたいそうです。趣味でライトノベル小説を書いていて、すでに男子高校生の陸上選手を主人公にした単行本250ページ相当の大作も書き上げているそうです。

「春4月に電撃小説大賞に応募します、大賞なら作家デビューできるんですよ!物語の主人公はどんなに苦しくても必ず勝つじゃないですか!ここで勝てば主人公になれるじゃないですか」と話す嶋津雄大さん。春が楽しみですね!!

チームで書いている目標設定用紙には「俺の勝利を取る!」と記し、自分でシード圏内でゴールテープを切るところまでを物語風に仕立てて枠いっぱいに書き込み提出。榎木監督は「嶋津ワールドです」とたたえているんだとか。

アニメも好んで読むそうで、いわゆるアニオタですねー!

声優の南條愛乃さんのファンだそうです。

白いキャップ着用はなぜ?シューズはナイキではなくミズノ!

嶋津雄大さんは、白いキャップを着用していることでも話題になっていました。

なぜ、白いキャップだったのか、これは「網膜色素変性症」の進行を避ける予防なんだそうです。直射日光を避けることがとても大切で、進行を遅くする有効策だそうです。

シューズにも注目されていました。今年は、ナイキの厚底シューズを履いている選手がとても多い中、嶋津雄大選手は、ミズノのシューズを履いていました。

人それぞれなのでしょうが、ぶれないところもかっこいいですね!

 

まとめ

「区間新記録を取れた実感はない。たまたま区間新だった」と遠慮がちに語りながらも「主人公らしい走りができたと思う」と喜んだ嶋津雄大選手。

そして、「なんとかシードを獲得したくて走った結果。みんなが喜んでくれたのが本当にうれしい」。と語る人柄も素敵ですね。

これからの活躍を期待します。